法人設立ワンストップサービスの実践①
はじめに
国のDX戦略の一環としてマイナポータル・システムを使った法人設立の諸届が、一つのシステムで可能となっている。今までは、法務局、税務署、県、市町村、協会けんぽ、年金事務所に定款をはじめとするいろいろな会社設立に関する書類を提出する必要があるが、一つのホームページから、すべて一貫で行えるという便利なWEBコンテンツが提供されている。
今回は、これを使った法人設立登記申請を目指す。まだ、縦割り観が強いシステムで多少の不便さを感じたりするが非常に便利な仕組みで、本当に助かる。

入力項目は?
設立会社の形態(株式会社、合同会社、合資会社等)により必要となるコンテンツは大きく異なるが、合同会社を設立するには、28ページのデータ入力が必要となる。
やっぱり、法律的な用語や行政特有な用語や言い回しがあり、戸惑うことしばし。
法人名や法人格、氏名など同じ項目を何度も何度も入力するように促されるのは、ちょっとうんざりする。
不幸は突然に!
これらは途中で保存できるが、それを再開するには、トップページより再度データを読み込む必要があるのが鬱陶しく、途中保存が面倒くさくなるのが必然。
昨日、8/28ページまで入力を終えたデータを再読み込みし、データ入力再開。ようやく、ラストの28/28まで到達し、入力内容確認のステップへ。
入力項目を変更するため、修正のボタンを押すとこともあろうにシステムエラー。
元に戻すこともできなく、8/28ページの一時保存ファイルからのやり直し。2度目の入力だから20分ほどでデータ入力を終え事なきを得た。
すべての入力を終えて
すべての入力を終えて、あとは添付証憑類を準備する段階に。
ワンストップサービスでは、電子署名(デジタル署名)が必要で、そのやり方として法務局の登記・供託オンライン申請システムで2つの手法が示されている。
- SignedPDF(機能限定版)による、PDFソフトへのアドインによる電子署名の追加
- 登記・供託オンライン申請システムの総合ソフトを使った電子署名の追加

前者は、PDF化された書面上に㊞(印に丸枠)が示されて、見た目で電子署名が成されていることが判明しやすいメリットがあり、後者は、PDFファイルとXMLファイルの二つで構成されること、そして、平日の9:00-17:00でしか電子署名付与ができないデメリットがある。
当然ながら、いつでも電子署名が付与できる前者を選ぶのであるが、有料のAcrobat(実際に使ったのは、Acrobat Pro DC)が必要なので多少ハードルがあるのも否めない。
と言っても、一週間の無料お試しが提供されているので、その期間を使って電子署名を付与し、法人登記申請をすることも可能です。
Acrobatによる電子署名の付与
相方のPCには、あらかじめAcrobat Pro DCがインストールされていたため、ここに法務局で提供されているマイナンバーカードを使って電子署名を行うためのアドイン(signedPDF機能限定版)をインストールするものの、Acrobatにはアドインが表示されてこない。

わたしのPC(Windows11)のPCに、Acrobat Pro DCを新たにインストールしても、同じくアドインは表示されず困惑。Net検索をして調べても、「Acrobatを再インストールしたら成功した」とか出てきただがこれもどうも違う。
Acrobat Pro DC 64bit から 32bitのダウングレードが正解!
どこにも答えが無いので、Acrobat Pro DCを64bit版→32bit版にダウングレードし再インストールすると、問題は解決した。
おそらくSignedPDFは、既に昔にサポートを終了したソフトウエアであるため、64bit版には対応できないのであろう。
